自宅の庭が荒れていたり新築の家を手に入れたとき、庭の手入れをどのようにするか悩むという人もいるでしょう。青々とした芝を植えてきれいな庭を演出したいところですが、芝には手入れが大変だという印象を持つ人も多いことでしょう。
そんな場合には、天然芝よりも手入れが簡単な人工芝という選択肢もあります。人工芝にはどのようなメリットやデメリットがあるのか、そして天然芝との違いはどのようなところにあるのでしょうか。
まず、人工芝のメリットとして最大のものと考えられるものとしては、メンテナンスの簡単さがあげられるでしょう。天然芝の場合は、定期的に長さを整えたり、雑草を除いたりといった手入れが必要になります。
しかし、人工芝ならそのような必要はありません。また、天然芝は冬にかれてしまいますが、人工芝なら一年中青々とした状態を維持できます。天然芝が育ちにくい日当たりが悪い庭でもきれいな状態にすることができます。
一方、人工芝にもデメリットはあります。まず人工芝は初期コストが高くなります。そのコストは、同じ面積で天然芝の10倍ほどになります。また、メンテナンスが楽とはいえ、月日がたてば経年劣化により痛んでしまいます。年月がたつと芝が寝てしまいふかふかの感触はなくなり、その耐用年数は約10年程といわれています。
また、年中青々としていることで季節感を感じにくいのもデメリットといえるでしょう。ほかに、庭で火を使うバーベキューなどをすると人工の芝が溶けてしまうこともあり危険です。